サラリーマンの悩みの代表の1つが人間関係です。
なかでも「上司」との関係性に苦労する人は多いのではないでしょうか。
しかしながらサラリーマンとして生きていく上で、上司との関係性が悪いのは非常に勿体ないです。
上司との関係性とは仲が良い・悪いではありません。
上手く上司を利用できるかどうかです。
私も最初は上司との関係性があまり良くありませんでした。
しかしこれから紹介する3つの事項を実践するだけで、
新卒3年目にして上司に頼りにされる存在へとなることができ、
結果として当時の上司からは、最高評価を獲得することができました。
私の実例も簡単に紹介していますので参考にして下さい。
「上司」は「顧客」

サラリーマンのデメリットは、会社の仕組みに沿ってしか給料が上がらないことです。
その為、会社の仕組みの中で最大限に給料を上げていく必要があります。
その為には上司から高い評価を受けることが、必要不可欠になります。
何故ならば、上司は評価・昇給において大きな権限をもちます。
いくら上司の事が嫌いでも、これは変えられません。
大きな実績を挙げても、上司評価が低ければ昇給・昇進に結びつかないのが現実です。
つまり上司は頼りにするべき存在ですが、一方で満たさなければならない存在でもあるということです。
勘違いをしている人が多いのですが、上司は甘える存在ではありません。
多くの場合上司は直接動くのではなく、部下をマネージメントしてチーム全体での利益を向上させるのが仕事になります。
ということは、自分のパフォーマンスが上司の評価に直結します。
上司の求める事を達成する見返りとして、自分の給料が上がるのです。
これらの事を加味して、上司という存在を考えてみると、
「上司は自分にとって一番大きい影響力をもつ、最大の顧客」と言い換えることができます。
その為、上司と関係性が悪いのは非常に勿体ないのです。
サラリーマンでいる限り、上司のことが嫌いでも一定の関係性を築く必要があります。
上司をうまく利用しましょう!
上司はあくまでも「顧客」です。
甘えるのではなく、
どうすれば「顧客に満足してもらえるか」という視点で接しましょう。
とるべき行動

上司の評価=自分のパフォーマンスという事は、
上司との関係性が良くない理由が自分にもある可能性を考えましょう。
早い話が高い実績を挙げていれば、関係性が拗れることはあまりないでしょう。
しかし誰もが高い実績を挙げれるわけではありません。
そもそも実績以前に、基本的な行動が疎かになっている場合が多いです。
まずはこれから挙げる行動について見直して下さい。
こまめに連絡をとる
基本ですが、意外と出来ていないケースが多いです。
嫌いな相手だからと連絡を取らないようにするのは、絶対にやってはいけません。
むしろ自分が必要と感じている以上に、連絡をしましょう。
報告・相談する姿勢を見せることで、上司からの対応が柔らかくなります。
電話の必要はないので安心してください。
記録が残る為、メールやメッセージを推奨します。
記録を残しておくことで、何かあった時に自分の身を守る道具にもなります。
上司は部下に頼られると嬉しいものです。
仕事の速さにこだわる
期限があるものに関しては、最優先で終わらせるようにしましょう。
上司の仕事の1つは提出物の管理です。
締め切りにルーズですと、安心して仕事を任せることができません。
おまけに仕事が早い人は、往々にして仕事ができる人と良い勘違いを生むこともあります。
例え未完成でも、早い段階で上司に助けを求めるなど、提出日の直前まで何も連絡をしないのは絶対に辞めましょう。
一度提出が遅いとイメージを付けられると、そのイメージは払拭しづらいどころか、相手に小言を言われるチャンスを与えることになってしまいます。
花をもたせる
ゴマすりではないので注意しましょう。
仕事で良い実績を残せた際には、上司にも花を持たせましょう。
例え何もしていなっかったとしてもです。
見返りにきっと、自分の評価が高くなります。
ジョージの例を紹介します

私の場合は、新卒で配属された上司がやばかったです…
・新卒で配属されたのにも関わらず、基本放置。
指導された記憶など皆無でした。
・電話でのみ連絡をしてきて、内容はなぜ実績が上がらないか。
平気で一時間以上電話を掛けてきました。
・逆切れは日常茶飯事。
・飲み会のたびに説教は当たり前。
このような上司に対してとった私の行動は基本、上記の3つです。
・小豆に連絡を取る⇒電話の回数を減らすことに成功
・仕事のスピードを意識する⇒小言・嫌味を言われづらくなる
・上司に花を持たせる⇒高い事績が伴ったことも大きな要因ですが、通常では考えらない昇格を果たすことに成功
その他意識したことは、笑顔でいる事です。
笑顔で挨拶、笑顔で受け答え。
全てのコミュニケーションの基本ですが、嫌いな上司には出来ていない人も多いのではないでしょうか。
「嫌な上司」と対応を代えてしまうことが、関係悪化の原因の1つです。
どうあがいても嫌な上司は存在する

パフォーマンス・行動に問題が無くでも嫌な上司は存在します。
そもそも完璧な上司は存在しません。
あとは自分の気持ちの持ちようです。
基本数年で上司は変わります。
あくまでも上司は利用する存在という事を忘れないでください!
上司もあなたの実績を利用するわけですから、Give and Takeです。
ただ上司は多くの場合10人程度の部下がいます。
どうしても貢献度に順位付けをしなければなりません。
その順位の上位に入るように行動していきましょう。
出来るサラリーマンになるための基礎はこちらでも紹介しています。
所詮は仕事のみの関係と割り切るのも大事です。
どうしても耐えられない場合は、転職を考えるのもいいでしょう。
ただ転職を考える場合は、あくまでも「会社」主体で判断しましょう。
上司が違えばその会社で働きたいのなら、転職はお勧めしません。
特に10年後を見据えたときに、目標とする先輩がいるのなら安易に転職を選ぶべきではないでしょう。
部署異動、上司の上司に相談等など、出来ることを全て試してみましょう。
それと並行して転職の準備をすると万全です。
嫌いな上司も上手く利用して
ストレスフリーなサラリーマン人生を送りましょう!